2020.01.14ワインは一度開けたら何日間くらい美味しいの?
- ワインの知りたいあれこれ
ワインは一度抜栓したら、1人でその日の内に飲み終えるのはよほどアルコールに強い人でない限り難しいですね。
そんな時、飲み残したワインはいつごろまで美味しく飲めるのかな?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
ワインは一度開けてしまうとそこから味の劣化が始まるとか、開けたワインはその日の内に飲み切るべきとかいろいろ言われていますが、細かい事を言ったらきりがありませんが結論から申しますと、飲み残したワインをちゃんと栓をして冷蔵庫か冷暗所に保管すれば、各自の好みにもワインの質にもよりますがだいたい赤ワインなら1週間、白ワインなら3~4日は飲めます。
勿論ワインの酸化により味はある程度変化しますが、その変化を楽しみましょう。
味の変化を最小限にしたい場合はワインが空気にたくさん触れるのを防ぐ為にワインをボトルよりも小さな容器に移したり、市販で販売しているワインのボトルから空気を抜く器具を使ったりするのも方法の一つです。
スパークリングワインを飲み残した場合は、炭酸ガスを逃がさない事が大切です。
シャンパンストッパーと言う器具も売っていますが、お持ちでない場合は要は炭酸ガスが逃げないように密閉すれば良いのですから、ボトルの口をラップ等で覆って輪ゴムで頑丈にぐるぐる巻きにしておく方法でも2~3日なら大丈夫です。
ワインによってはコルクを開けたての時はまだ香りも味も閉じていて、翌日の方が味が開いて飲みやすく美味しくなっている事もあったりして、そういう点もワインの楽しさの一つです。
酸化して味が変化していく経過も味わいの一つと考えればワインの楽しみ方にも幅が出来ると思います。