2019.12.25フランス産ワインの生産地の規制について エーオーシーって何?

  • ワインの知りたいあれこれ

ワインに詳しい方がフランス産のワインについて語る時にたまにA.O.C. (エーオーシー)と言う言葉を耳にしませんか?

A.O.C.とはAppellation d’Origine Controlee(アペラシオン・ドリジン・コントロレ)の略。

A.O.C.とはフランスの優れた農産物や酪農品などの原産地を国が保証するために与える認証のことです。

簡単に言うと例えばラベルにAppellation Bordeaux Controleeと記してあるワインは「このワインは本物のボルドー産のワインに間違いありません。フランス政府が保証します。」と言う意味なのです。

また小さな産地名を名乗るものほど、ランクが高いワインになります。

例えばボルドー地方の中でも更に指折りの高級ワイン産地の一つであるオー・メドック地区産のワインと認定されればAppellation Haut-Médoc Controleeとラベルに記す事が出来て単にボルドーのA.O.C.よりもランクが上がり、価格も高くなります。

ただしこのA.O.C.の認証を取得するにはその地域で栽培する葡萄品種、生産量、その他諸々の厳しい条件をクリアしていなくてはなりません。

2008年にヨーロッパのワイン法が改訂され、A.O.C.ではなく,

A.O.P.(Appellation d’Origin Protegee)と書かれているワインもありますが、基本的な考え方は同じです。

フランスワインを選ぶ時にAOCやAOPとワインに表記されていたら「フランス政府からお墨付きを受けたワイン」という目安になります。

各地域ごとに注目して特徴をつかみ、好みのワインを見つけてみてはいかがでしょうか?

当サイトではフランスのA.O.C.ワインを多数取り扱っております。

よろしかったら覗いてみてくださいませ。

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