シャトー・ベイシュヴェルについて
「メドックの小さなヴェルサイユ」とさえ呼 ばれるほど、非常に美しいシャトーが存在していることで知られていますが、ここのラベルにはそれとは全く関係なく、ちょっと珍しい“帆を半分下げた 船”が描かれています。
これは、16世紀、この城はフランスの海軍提督のエペルノン公爵の城館だったため、ジロンド川を通る船乗りたちが、この城の前を通ると「ベッセ・ヴォワ ール!(帆を下げよ!)」と叫び、提督への敬意を表したことが由来しています。シャトー名のベイシュヴェルも、この言葉が訛ったものだそうです。
17世紀中頃にはすでにワイン造りが始められていたという歴史あるシャトーですが、フランス革命時の混乱から一時期は品質が低迷、1855年の格付けの際に は4級という低い評価に甘んじてしまいました。
しかし、その後の努力によって、以前にも増して高い評価を得るまでに品質は回復しています。現在では、日本のサントリーが共同出資して設立した企業が 、シャトー・ベイシュヴェル経営を行っており、日本人のワイン愛好家の間でも馴染み深いシャトーとなりました。
2015 CHATEAU BEYCHEVELLE2015 シャトー・ベイシュヴェル
- ワインタイプ
- 赤ワイン
- ペアリング
- 牛フィレ肉のステーキ ・ ビーフカツ ・ 牛スペアリブ ・ ポークスペアリブ ・ ボーフォール ・ ゴーダ ・ カマンベール・ド・ノルマンディ ・ ポン・レヴェック
- 産地
- オー・メドック サンジュリアン ボルドー フランス
- アルコール分
- 13.5%