シャトー・サン・ピエールについて

1693年にはこの地にシュヴェリ男爵が領有するスランサンなる私有地があった事が確認されています。その後、ルイ15世統治下の1767年にサン・ピエール男爵がこの地を取得し、そこに自身の名前を付けました。男爵の死後、1832年に二人の娘が所有権を分け合う形で遺産を相続しました。そして、1855年の格付けでは第4級に認定されます。
1922年にベルギーのネゴシアンが、分割された領地の所有権を統合しましたが、シャトーだけは男爵家のもののままでした。しかし、1981年にアンリ・マルタン氏が男爵最後の相続人からシャトーを買い取り、翌年この畑を所有。数世紀にわたる分割の時代が終わり、シャトー・サン・ピエールはついに統一されることとなりました。

サン・ジュリアンの区画の南、ジロンド川に近い場所に位置し、近くにはシャトー・ブラネール・デュクリュやシャトー・ベイシュヴェルの畑があります。面積は17haと小さめで、畑の平均樹齢は50年。土壌は粘土砂利質の底土にギュンツ氷期が起源の砂利質の土壌が広がります。

2015 CHATEAU SAINT PIERRE2015 シャトー・サン・ピエール

2015 シャトー・サン・ピエール

ジューシーで官能的な舌触りで、洗練されたミディアムボディ。後味に心地よい酸味。

ワインタイプ
赤ワイン
ペアリング
牛サーロインステーキ ・ ローストビーフ ・ ビーフシチュー ・ ポークスペアリブ ・ ゴーダ ・ ボーフォール ・ ブリ・ド・モー ・ カマンベール・ド・ノルマンディ ・ タレッジョ
産地
オー・メドック サンジュリアン ボルドー フランス
アルコール分
13.5%

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