シャトー・ブラネール・デュクリュについて

1680年にこのシャトーの最初のオーナーとなったのが、ジャン・バティスト・ブラネール氏。彼はシャトーのテロワールのポテンシャルを早くから見抜いていました。スペルはその後変わりますが、当時の多くのオーナーがそうしたように、彼も自身の名前、「ブラネール」をシャトーの名前に付けました。

その後、1855年にメドックの格付けにてその実力が認められ、4級に選出される事となり、世界中にその卓越したワインが知られるようになりました。
1988年に現在のオーナー一族、マロトー家がこのシャトーを入手し、サン・ジュリアンらしさと、エレガントさを大事にしたワイン造りに打ち込んできました。30年近くにわたってオーナーであったパトリック・マロトー氏は、2017年に亡くなりましたが、人柄が良く、人望の厚かったマロトー氏は、2001年から2008年までユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドーの会長を務めるなど、ボルドーに大きな功績を残しました。
シャトー・ブラネール・デュクリュの畑は、サン・ジュリアンに入ってすぐ左手、銘酒街道の西側に位置しています。栽培面積は60haと中程度の大きさ。

2015 CHATEAU BRANAIRE DUCRU2015 シャトー・ブラネール・デュクリュ

2015 シャトー・ブラネール・デュクリュ

フレッシュで凝縮された果実味の力強さ、ジューシーな酸味としっかりしたクリーミーなタンニンを感じる。

ワインタイプ
赤ワイン
ペアリング
牛サーロインステーキ ・ ビーフシチュー ・ 鴨のロースト ・ 鴨のオイル煮 ・ ポークのパテ ・ 豚生姜焼き ・ ゴーダ ・ ボーフォール ・ ポン・レヴェック ・ カマンベール・ド・ノルマンディ ・ タレッジョ
産地
オー・メドック サンジュリアン ボルドー フランス
アルコール分
13.5%

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