テヌータ・サン・グイドについて

サッシカイアとはトスカーナの方言で“石の多い土地”の意味。ワイナリーの名前であり、トップキュヴェの名前でもあります。このサッシカイアがあるのは、ティレニア海に面したトスカーナ州マレンマ地方のボルゲリ地区です。サッシカイアはテヌータ・サン・グイドという広い農園にあるブドウ畑から造られます。

 若い頃から高貴なワインを造ることを夢見、とりわけボルドーワインを好んだという、故マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵。この侯爵が領土であるテヌータ・サン・グイドに、シャトー・ラフィットのロスシルド男爵から贈られたカベルネ・ソーヴィニヨンを植えてみたことから、サッシカイアは始まりました。
 醸造コンサルタントにはアンティノリの「ティニャネッロ」や「ソライア」、アルジャーノの「ソレンゴ」を造り出したジャコモ・タキスが携わっています。「質の良い葡萄が出来れば、コンサルタントのなす仕事はほとんどない」というタキス流の、徹底した土造り、葡萄造りからサッシカイアは生まれています。
 サッシカイアは当初プライヴェートワインとして地元でのみ消費されていました。軽いローカルなワインに慣れていた消費者からの反応は決して良いものではなかったものの、毎年少しずつセラーに寝かせておいたワインが年とともに非常に良く熟成していることに気付いたロケッタ侯爵は、周囲のすすめもあり彼の革命的なワインメーキングスタイルを貫きます。そしてついに1968年、甥にあたるアンティノーリ社の当主ピエロ・アンティノーリ氏のすすめで販売を開始。これまでにないボルドースタイルのトスカーナワインは、瞬く間に世界のプレミアムワインの仲間入りを果たしました。

2014 SASSICAIA2014 サッシカイア

2014 サッシカイア

濃いしっかりとした味でありながら、甘みとタンニンのバランスが取れている。フィニッシュには上品さと深みがあり、余韻が長く続く。

ワインタイプ
赤ワイン
ペアリング
牛フィレ肉のステーキ ・ 仔羊のロースト ・ イノシシのロースト ・ 鹿肉のロースト ・ オックステールの煮込み ・ 牛Tボーンステーキ ・ 牛ほほ肉の赤ワイン煮 ・ オッソブーコ ・ キノコソテー ・ マオン ・ ゴルゴンゾーラ
産地
イタリア トスカーナ
アルコール分
13%

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